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NPLは、物流の未来を共に切り拓くパートナーです

  • NPLは、物流の未来を共に切り拓くパートナーです
  • ブラザーロジテック株式会社
    ブラザー販売株式会社
    ブラザーインターナショナル株式会社

写真右より
ブラザーロジテック株式会社 取締役 本社業務部長 兼 運輸部長 守屋様
ブラザー販売株式会社 SCM推進部 部長 後藤様
SCM推進部 物流企画G マネージャー 大植様
ブラザーインターナショナル株式会社 グローバルロジスティクス部 主任 大西様

国内トップクラスの家電物流インフラで
「最適ロジスティクス」をご提供

Q.2005年からNPLとお取引いただいていますが、採用していただいた理由・決め手について教えてください。

(守屋様)
物流業務のアウトソーシングに際してのコンペに、NPLにご参加いただいたのがきっかけでした。当時ブラザー販売では量販ビジネスの拡大に取り組んでいたこともあり、国内トップクラスの家電物流インフラとノウハウをもつNPLなら安心して物流の基盤を任せられると判断し、採用しました。

Q.NPLの家電輸配送サービスについて、特にどのような点をメリットとして評価していただいていますか?

(守屋様)

一番のメリットは、やはりインフラ面の強さですね。NPLは大型の物流拠点が7か所もあるので、全国どこにでもスムーズに対応してもらえる安心感があります。また、独自の配送網を使ったルート便サービスにも満足しています。商品サイズを気にせず出荷できますし、時間指定配送にも柔軟に応じてくれるので助かっています。

守屋様
(大植様)

確かに、全国7か所の物流拠点のほかに中継デポが100か所以上、800を超える配送コースやパナソニックさんとの共同配送網など、万全の配送体制が構築されている点は非常に有難いですね。

大植様

家電物流40余年。経験に裏打ちされた柔軟な対応力

Q.NPLの倉庫オペレーションについて、どのように評価していただいていますか?

(守屋様)
安心してお任せすることができていますね。物量が増える波動への対応も、NPLから最も効率的な保管方法を考えて提案してくれますし、残荷をして「配送できない」ということもないので助かっています。こういった柔軟な対応ができるのは、長年、家電物流業務でのノウハウを培ってきたNPLならではの強みなのではないでしょうか。
(大植様)
リスクを先読みして、より良い回避策を提案してくれるNPLの存在がとても心強いです。在庫が膨らんだ際も、NPLが出荷データをもとに倉庫に入らない商品をリストアップして、NXグループなど提携する外部倉庫を押さえてくれ、事なきを得たことがありました。
(後藤様)

災害への対応力の高さも、印象に残っています。特に東日本大震災では、NPLの担当者が熱心に対応にあたってくれ、早期の出荷再開にこぎつけることができました。普段からNPLとはBCP対応について話し合っていましたが、その成果を確実に活かしてくれたことに感謝しています。

後藤様

期待を上回る提案力で課題を解決に導く

Q.輸入通関~ドレージ~コンテナ搬入までの手配をNPLに一元委託していただいていることで、どのような効果が得られていますか?

(大西様)

何と言っても、各プロセスが非常にスムーズに進むことですね。たとえば、販売予定を考慮した倉庫への搬入スケジュール調整も本来はかなりの手間暇がかかるのですが、NPLにスケジュールを渡しておけば、上手く調整して効率よくドレージを進め、次のプロセスへ繋いでくれます。

大西様
(後藤様)
確かに、一元委託したことによって各プロセスの連携がスムーズに進み、入庫日時が明確に把握できるようになったのは、非常に大きなメリットです。船の遅れなど不測の事態が起きたときにも、NPLが臨機応変に対応してくれます。おかげでブラザー販売は本来注力すべき業務にしっかり時間と労力をシフトできており、会社全体としての事業効率の改善にもつながっています。

Q.2018年にはブラザーグループの海外工場(フィリピン、深圳)にNPL担当者が伺って、コンテナ積み付けについて改善策をご提案させていただきました。どのような効果が得られていますでしょうか?

(大西様)
フィリピン工場からのコンテナのパレタイズをNPLに相談したところ、担当者2名が現地まで来てくれ、積み付け方法についてNPLの知見にもとづいた有益なアドバイスをしてくれました。その際にフィリピン日通(現:NXフィリピン株式会社)の担当者を紹介してくれ、パレタイズの懸念点や注意点をプロならではの視点で説明してもらったことも非常に有難かったですね。常にブラザー側の立場に立って最善策を提案してくれるNPLの誠実な営業姿勢が、今も強く印象に残っています。
BROTHER INDUSTRIES (PHILIPPINES), INC.

BROTHER INDUSTRIES (PHILIPPINES), INC.

Q.国際物流において課題として捉えていることはありますか?また、その解決にNPLはどのようなお手伝いができますでしょうか?

(後藤様)
国内配送についてはNPLの協力で非常にスムーズに流れていますが、海外工場からの出荷や海上輸送まで含めた物流全体を見ると、まだスケジュール調整の点で改善の余地は大きいと感じています。また、パレタイズできない小ロット商品の取り扱いへの対策も遅れており、海外工場に起因する破損などのトラブルも起きています。今後はNPLとも協力して、小ロット多品種の貨物を確実に運ぶためのノウハウ確立にも取り組みたいと考えています。

作業者1人ひとりに落とし込まれた、
「神戸化」のフィロソフィ

Q.NPLでは物流倉庫における「安全・品質・効率」の進化を目指して「神戸化」に取り組んでいます。神戸化の活動については、どのように認識されていますか?

(守屋様)
NPLの倉庫を見学した際、作業者全員が改善意識をもって作業に当たっている様子を目の当たりにして、現場の一人ひとりに「安心・高品質・高効率」を掲げる神戸化のフィロソフィがしっかりと落とし込まれていることに感銘を受けました。ブラザーグループでも常に品質の向上に取り組んでいます。神戸化の視点から何か気づきがあれば、ぜひ忌憚のないご意見をいただき、互いに切磋琢磨していければと願っています。
(後藤様)
つい先日、ある事案でブラザー側の出荷指示に間違いが見つかった際にも、NPLの担当者は単に間違いを指摘するのではなく、対応策まで提案してくれました。このように常に相手の立場を大切にする実直な対応こそ、神戸化によって育まれたNPLの持ち味ではないでしょうか。ブラザーグループでは、コーポレートメッセージとして“At your side.”を掲げていますが、常に相手に寄り添う姿勢を大切にしている点で、ブラザーとNPLには相通ずるものがあると感じています。

ロジスティクスの未来をNPLとともに

Q.今後、NPLにどのようなことを期待されますか?

(守屋様)
ブラザーでは、2019年に「ホワイト物流」の趣旨に賛同し、持続可能な物流の実現に向けた自主活動宣言に基づく取り組みを始めています。この取り組みを成功させ、ホワイト物流を実現するために、ぜひNPLにも協力をお願いしたいと思っています。
(大西様)
今後はDXの加速に伴い、お客様の要望もますます多様化し、従来よりも一歩進んだ、ソリューションロジスティクスが求められるようになるはずです。ブラザーの製品をより迅速かつ安定して供給するためには、どのようなソリューションロジスティクスのシステムを確立すべきなのか、大切なパートナーであるNPLとともに考え、物流の未来を切り拓いていきたいと考えています。
Brother

ブラザーグループ「Brother Earth」

ブラザーグループでは「Brother Earth」という環境スローガンを掲げ、開発・設計から製造、輸送、リサイクルにいたるまで、すべての事業領域における環境負荷低減と、世界各地での環境保全活動に取り組んでいます。輸送事業においても、梱包材のダウンサイジングにより、資材を削減するとともにパレットやコンテナの積載量を増やして輸送の効率を上げるなど、様々な取り組みによって、CO2の削減を目指しています。

NPLも「Brother Earth」の理念に共感し、共同配送便の活用やモーダルシフトの推進などを通じて、ブラザーグループとともに環境保全活動を通じた持続可能な社会の実現に向けて努力を続けてまいります。

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