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NPLは、ミッションを共に具現化するパートナーです

使い終わった乾電池を次の電池へ
使用済み乾電池を電池材料にリサイクルする実証実験を開始
6月1日よりイオンリテールの店舗にて、使用済み乾電池の回収をスタート
- NPLは、ミッションを共に具現化するパートナーです
- パナソニック エナジー株式会社
エナジーデバイス事業部
引用元:パナソニック ホールディングス株式会社HPより引用
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パナソニック エナジー株式会社では、主に①乾電池・コイン型電池など一次電池を製造・販売するエナジーデバイス事業、②車載用リチウムイオン電池を製造・販売するモビリティエナジー事業、③蓄電池システムの開発を手掛けるエナジーソリューション事業の計3事業を展開しています。
特に一次電池事業は歴史が長く、自社生産を開始した1931年から90年以上に渡って便利で快適な日常生活に欠かせない乾電池をコンスタントに供給してきました。NX・NPロジスティクス(以下、NPL)では、同社の国内における販売物流の大半を担当し、製品の安定的な供給を通じて同社のビジネスの発展をサポートしています。
「使用済み乾電池回収スキーム」で
環境課題と消費者の困りごとを同時に解消

現在、パナソニック エナジー株式会社では「電池から電池へ」を合言葉に、使用済み乾電池を回収、乾電池部材へのリサイクルを目指す研究開発にも取り組んでいます。
2023年6月には、イオンリテール株式会社(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:井出武美)、東京製鐵株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:奈良 暢明)との協業による使用済み乾電池の回収とリサイクルに向けた実証実験をスタート。一次電池の資源循環モデル構築を通じて、同社のミッションである「幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現」を目指して研究開発を進めています。
実証実験にはNPLも参画しており、東京・大阪・京都・奈良のイオン計22店舗に設置された回収ボックスから使用済み電池を回収、タイムリーにパナソニック エナジー社へ運搬することを通じて研究開発のスムーズな進行に貢献しています。この回収スキームが全国で実現できれば、使用済み乾電池の効率的な回収・再生のプロセス確立のみならず「乾電池の廃棄が不便」や「乾電池の使い捨てに戸惑う」といった消費者の困りごとの解消にも繋がるものと期待されています。
「回収スキーム」で中心的役割を果たすNPL
本実証実験でNPLが担当する「使用済み乾電池解消スキーム」の主な流れは、以下のとおりです。
- イオン各店舗から使用済み乾電池回収の依頼を受け、回収予定日を決定
- 回収予定日に対象店舗に車輛を手配し回収缶を引き取り、空き缶を届ける
- 引き取った回収缶をパナソニック エナジー社に届ける
- 研究活用後の空き缶を回収し、次回の店舗引き取りまで保管する

また、本実証実験でNPLは、使用済み乾電池の「回収データ」をパナソニック エナジー社へ提供しています。 提供データの内容は、以下のとおりです。
- 各店舗ご担当者様からのお問合せや回収依頼の内容
- 各店舗別の月別回収数量、受電件数
パナソニック エナジー社とイオンリテール社は、この回収データを分析し、次の展開に向けた検討に利用しています。
例えば、店舗ごとの回収量の多寡から、次に回収ボックスを置く店舗の検討材料にしたりと、設置場所拡大への裏付けなどに活用しています。
パナソニック エナジー株式会社
エナジーデバイス事業部
プロジェクトメンバー 物流タスクフォースリーダー
大津様コメント
当社には使用済み乾電池の回収に関する知識や経験は皆無でしたが、NPLの多大な支援のおかげで無事に回収スキームを構築、無事に実証実験をスタートさせることができました。また、実験開始後もNPLの現場作業者・担当者の皆さんの尽力により大きなトラブルやミスもなく、安定的に回収スキームを運用できていることに心より感謝申し上げます。実証実験はまだ始まったばかりですが、当社のミッションである「幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現」を具現化すべく、プロジェクトメンバー全員が一致団結し、使命感をもって邁進してまいりますので、引き続きご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
